不妊症でお悩みの方で不妊治療を検討したい方はこのBlog記事を期待して下さい。漢方解説をしていきます。
概説*不妊症*不妊治療*漢方解説
不妊症とは:日本では、健常に性行為があって2年間妊娠しない場合を不妊症と定義しています。最近は不妊症の原因になりやすい病気も増加しており、10組に1組は不妊症といわれています。
一方で、不妊治療は年々確実に進歩しているので、少し前まで原因不明と片づけられていたものも原因が解明されてきていたり、体外受精の技術が根づき、治療が受けられる病院・施設も全国に広がっています。
症状
妊娠のメカニズムそのものが非常に巧妙にできており、性交、排卵から着床までのプロセスのどこかに問題があると妊娠が成立しません。一人で複数の原因を抱えている場合も少なくないのですが、40%が女性側、40%が男性側、そして20%が双方によるものといわれており、ほぼ男女半々に原因があります。原因としては下記のものがあげられます。
[1]排卵因子(排卵障害)
間脳、下垂体系、卵巣の異常により卵が育たない、育っても排卵できないため。
[2]頸管因子(精子が子宮内に入る過程での障害)
頸管は子宮頸部から粘液が分泌され、精子の輸送経路として、また精子の細胞呼吸の培地として重要な役割を果たします。この頸管粘液の産生が質的・量的に障害されている場合。
[3]子宮因子(排卵障害・着床障害)
子宮内膜症によって卵巣の内部や周囲に病巣ができたため、卵の発育が妨げられ、排卵が障害される場合。子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮内膜炎や癒着などがあるため、あるいは内膜が厚くならないため受精卵が着床できない場合。
[4]卵管因子(受精卵の卵管から子宮への移動の過程での障害)
卵管が狭い、あるいはつまっているための通過障害のある場合。
[5]男性因子(精子が子宮内に入る過程での障害、受精の障害など)
間脳、下垂体または精巣に異常があって正常な精子の産生が障害されている場合。または神経系の異常などによる射精不能の場合。
[6]社会的因子
勤務過労などの社会的要因により、排卵に一致して性交をもつことができない場合。
診断
不妊症の診断は、不妊の原因をつきとめることが中心になります。女性の体は月経周期の中で変化するので、それぞれの時期に合わせて必要な検査が行われます。例えば、子宮の形や大きさ、卵管のつまり具合をみる子宮卵管造影検査、通水・通気検査(治療効果もある)、子宮鏡検査などは卵胞期に、頸管粘液検査、ホルモン測定、ヒューナーテストなどは排卵期に、といった具合です。時期に関係なく共通に行われる検査としては、全身状態をみる体重、血圧、血液検査、検尿、内診による子宮頸ガン、体ガン検査、細菌検査、超音波検査などです。男性が受ける検査としては、血液検査、尿検査、精液検査、精巣検査、ヒューナーテストなどがあります。
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