2010/10/04

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What inspires you in life? What makes you want to reach for the stars and do something truly extraordinary? 概説*不妊症*不妊治療*漢方解説<br/> <br/> 不妊症とは:日本では、健常に性行為があって2年間妊娠しない場合を不妊症と定義しています。最近は不妊症の原因になりやすい病気も増加しており、10組に1組は不妊症といわれています。<br/> 一方で、不妊治療は年々確実に進歩しているので、少し前まで原因不明と片づけられていたものも原因が解明されてきていたり、体外受精の技術が根づき、治療が受けられる病院・施設も全国に広がっています。<br/> <br/> 症状<br/> <br/> 妊娠のメカニズムそのものが非常に巧妙にできており、性交、排卵から着床までのプロセスのどこかに問題があると妊娠が成立しません。一人で複数の原因を抱えている場合も少なくないのですが、40%が女性側、40%が男性側、そして20%が双方によるものといわれており、ほぼ男女半々に原因があります。原因としては下記のものがあげられます。<br/> <br/> [1]排卵因子(排卵障害)<br/>  間脳、下垂体系、卵巣の異常により卵が育たない、育っても排卵できないため。<br/> <br/> [2]頸管因子(精子が子宮内に入る過程での障害)<br/>  頸管は子宮頸部から粘液が分泌され、精子の輸送経路として、また精子の細胞呼吸の培地として重要な役割を果たします。この頸管粘液の産生が質的・量的に障害されている場合。<br/> <br/> [3]子宮因子(排卵障害・着床障害)<br/>  子宮内膜症によって卵巣の内部や周囲に病巣ができたため、卵の発育が妨げられ、排卵が障害される場合。子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮内膜炎や癒着などがあるため、あるいは内膜が厚くならないため受精卵が着床できない場合。<br/> <br/> [4]卵管因子(受精卵の卵管から子宮への移動の過程での障害)<br/>  卵管が狭い、あるいはつまっているための通過障害のある場合。<br/> <br/> [5]男性因子(精子が子宮内に入る過程での障害、受精の障害など)<br/>  間脳、下垂体または精巣に異常があって正常な精子の産生が障害されている場合。または神経系の異常などによる射精不能の場合。<br/> <br/> [6]社会的因子<br/>  勤務過労などの社会的要因により、排卵に一致して性交をもつことができない場合。<br/> 診断<br/>  不妊症の診断は、不妊の原因をつきとめることが中心になります。女性の体は月経周期の中で変化するので、それぞれの時期に合わせて必要な検査が行われます。例えば、子宮の形や大きさ、卵管のつまり具合をみる子宮卵管造影検査、通水・通気検査(治療効果もある)、子宮鏡検査などは卵胞期に、頸管粘液検査、ホルモン測定、ヒューナーテストなどは排卵期に、といった具合です。時期に関係なく共通に行われる検査としては、全身状態をみる体重、血圧、血液検査、検尿、内診による子宮頸ガン、体ガン検査、細菌検査、超音波検査などです。男性が受ける検査としては、血液検査、尿検査、精液検査、精巣検査、ヒューナーテストなどがあります。<br/> <br/> 漢方で不妊症の悩みさようなら! 不妊症でお悩みの方はTBS「世界のスーパードクター9」に取り上げられた<br/> 銀座玄和堂診療所は<b> こちら </b>からどうぞ!<br/> ------------------------------------------------------------------------<br/> 【PR】どこの携帯からでも国内・全世界の携帯・固定へ1回10円の接続料のみ。<br/> 何時間かけても通話料無料。提供は英国GWN。順次100カ国で運用開始。<br/> <b>確認はこちらから。</b><br/> ------------------------------------------------------------------------
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What inspires you in life? What makes you want to reach for the stars and do something truly extraordinary? 不妊症の病後の経過、生活上の注意*不妊症*不妊治療*漢方解説<br/> <br/> 予後/生活上の注意<br/>  不妊症の研究は日々進歩していて、新しい治療法が次から次へと登場しています。つい3~4年前の知識がどんどん古くなるので、医師の側も常に勉強と研鑽(けんさん)に励んでいないと、遅れをとってしまうほどです。不妊治療は長期にわたることが多いため、患者さんの側でも、ある程度の知識を持って自分の受けている検査や治療がどういうものなのかを、しっかりと把握しておく必要があります。現在、高度生殖医療には自治体で10万円の援助金が5年間(収入に応じ)支給されるようになってます。<br/> <br/> 関連する病気<br/> 精巣上体炎/副睾丸炎 [泌尿器科]<br/> 子宮内膜症 [婦人科]<br/> ポリープ状異型腺筋腫(APAM) ――子宮体ガンと誤診されることが多い、ガンではない筋腫―― [婦人科]<br/> 骨盤腹膜炎(卵管炎) クラミジア [婦人科]<br/> 骨盤腹膜炎(卵管炎) 結核 [婦人科]<br/> 性感染症 [内科(系)・感染症内科・泌尿器科・婦人科]<br/> <br/> 関連する医学情報<br/> 月経異常、月経不順<br/> <br/> 1)月経周期における体調の変化<br/>  生理(月経)は、以下の4つの期間に分かれます。そして、その期間特有の体調の変化が起こります。<br/> <br/> [1]卵巣の卵胞期(子宮内膜の増殖期)<br/>  ストレス、体重の変化により期間が変化します。大体14~20日です。卵胞ホルモン(エストロゲン)という女性ホルモンが分泌され、肌が最もきれいになる時期です。<br/> <br/> [2]卵巣の排卵期<br/>  2~3日。ちょうど排卵日の頃には、唾液のような粘調なおりものが頸管から分泌され膣内へ流出します。腹痛が1~3日間あります。左右いずれの卵巣から排卵したかわかる女性もいます(排卵は交互に起こる)。そして、この時、3日以内に終了する少量の性器出血を認める場合もあります。以上のおりもの、腹痛、出血はすべて正常(生理的)です。<br/> <br/> [3]卵巣の黄体期(子宮内膜の分泌期)<br/>  卵巣から卵が排出された部分(排卵)が脳下垂体のLH(luteinizing hormone)により黄色になり、この部分からプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されます。黄体ホルモンには体温を増加させる作用があるため、基礎体温は排卵直後から上昇します。期間は14日でほぼ一定しています。このホルモンは食欲増進作用もあり、また水分を貯えるため、からだがむくみやすなり、この時期には体重も増えます。その他に以下のような作用があります。<br/> <br/>  (a)顔のにきび、ふき出物:これらは、この時期黄体ホルモン(これは男性っぽいホルモンですから)により、悪化します。それは正常な反応です。塗り薬(レスタミン軟膏)、ビタミンB1、B2、B5、B6、B12 、C、漢方薬(清上防風湯〈せいじょうぼうふうとう〉等)が有効です。<br/> <br/>  (b)便秘:黄体ホルモンには腸の動きを抑える作用があるため、生理前は便秘になります。<br/> <br/>  (c)乳房:生理前はかなり緊満してきます。生理がくると急に緊満感がとれます。中には、乳頭がピリピリして服に触れても飛び上がるほど痛む方もいらっしゃいますが、これも正常範囲です。<br/> <br/> [4]月経期<br/>  精神的に不安定となります。集中力を欠く、攻撃的になる場合もあります。各人様々ですが、いずれにしても普段より不安定です。<br/> <br/> 2)生理不順について<br/>  月経から排卵日まではストレス、体重の変化などで変わります。例えば、この期間が30日以上になってもその後に排卵があれば(基礎体温が上昇すれば)問題ありません。すなわち、生理が不順だと感じた方は、とにかく基礎体温をつけて下さい(1日や2日ぬけてもかまわない。基礎体温は日々の温度をみるよりも、パターンをみる)。そして、どこかで一度上昇し、その高温期が2週間持続すれば問題ありません。<br/> <br/> 3)無月経<br/>  16歳を過ぎても無月経の場合、原発性無月経といいます。この原因は、先天的、遺伝的原因によるものが多く、妊娠に対する予後は不良です。15~16歳になっても生理がない場合、内分泌が専門の婦人科で受診して下さい。<br/>  一方、16歳まで一定期間月経があった後に無月経となった場合、続発性無月経といいます。その原因としては、以下のように臓器別に分かれます。<br/>  子宮の月経周期を引き起こしているのは、卵巣から分泌されるホルモンです。月経周期の子宮内膜増殖期、分泌期は、卵巣から分泌されるエストロゲン、プロゲステロンにより、それぞれ制御されています。その卵巣から分泌される2種類のホルモンは、脳下垂体からの卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体化ホルモン(LH)という上位のホルモンにより制御され、さらに脳下垂体の2種類のホルモンは、より上位(総本部)の卵胞刺激ホルモン放出ホルモン(FSH-RH)、黄体形成ホルモン放出ホルモン(LH-RH)という視床下部から分泌されるホルモンにより制御されています。したがって、これらのどこかに異常があれば、続発性無月経となります。<br/> <br/> [1]視床下部性無月経<br/>  基礎体温は低温相のみ。ホルモンを血液検査で測定することによりわかります。<br/> <br/> [2]脳下垂体性無月経<br/>  これも無排卵で、基礎体温は低温相のみです。中でも乳汁分泌がある場合は、プロラクチンという乳汁分泌を促進する(排卵は抑制される)ホルモンが、脳下垂体から過剰分泌されています。そして、これを分泌する腫瘍(しゅよう)ができている場合もあります。ホルモン測定(血液検査)、頭部X線写真、MRIなどの検査を受ける必要があります。治療は、まずホルモン療法(パーロデル)、必要なら手術となります。<br/> <br/> [3]卵巣性無月経<br/>  超音波検査で、卵巣が腫れ、その卵巣内に卵が中途半端に発育している様子をとらえます。次いで、血液検査でホルモン測定(FSHは正常、LHは高値)すれば診断がつきます。治療はホルモン療法となります。<br/> <br/> [4]子宮性無月経<br/>  子宮自体に異常があるため、妊娠に対する予後は不良です。<br/> <br/> [5]生理的無月経<br/>  妊娠ということになります。分娩後に授乳中は排卵しないため月経がきません。閉経後は当然無月経になりますが、更年期の2~3年間は時々月経様出血があります。<br/> <br/> 4)生理時に血液のかたまりが出る<br/>  月経の2日目に出るのは、正常範囲です。3日以上続けば頸管ポリープ、子宮内膜ポリープ、粘膜下子宮筋腫、ポリープ状異型腺筋腫などの可能性があります。<br/> <br/> 5)生理と生理の間に不正出血<br/>  ちょうど中間に3日以内に止る出血がある場合は、排卵に伴う出血で異常ありません。これを中間期出血といいます。しかし、判断は医者にさせて下さい。<br/> <br/> 《Q and A》<br/> Q 13歳で初経があり、4年経った今も生理の間隔が一定ではないのですが大丈夫ですか?<br/> A 初経後5年間は不順でも問題ありません。その後は基礎体温をつけて排卵の有無を確認します。<br/> <br/> Q 月経の人工的移動は体に悪影響はありませんか? 具体的にはどうすればいいですか? <br/> A 影響はありません。移動する場合、「ホルモン剤(多くの場合、エストロゲンとプロゲステロンが含まれている。丸い薬という意味でピルという)を服用し続けている間は、子宮内膜がはげない――すなわち、月経がこない。服用し終えた2~3日目に月経がくる」ということがわかっていれば、医師から薬を処方してもらい、自分で使用できるはずです。<br/>  予定月経日の3日くらい前から、延長を希望する前の日まで服用します。こうして月経を遅らせる方法がわかりやすいでしょう。<br/> <br/> 漢方で不妊症の悩みさようなら! 不妊症でお悩みの方はTBS「世界のスーパードクター9」に取り上げられた<br/> 銀座玄和堂診療所は<b> こちら </b>からどうぞ!<br/> ------------------------------------------------------------------------<br/> 【PR】どこの携帯からでも国内・全世界の携帯・固定へ1回10円の接続料のみ。<br/> 何時間かけても通話料無料。提供は英国GWN。順次100カ国で運用開始。<br/> <b>確認はこちらから。</b><br/> ------------------------------------------------------------------------